このカードは「火」のスートの「ティファレト」に属します。これは完全に釣り合いの取れた(「ティファレト」)顕現におけるエネルギーを示します。「5」は革命的な熱意を以って「4」の閉鎖的な力を打ち破り、やがて両者の間では結婚が行なわれました。その結果が(この「6」…)「息子(サン : Son)」であり、「(ティファレトの天球)太陽(サン : Sun)」です。

このカードは「獅子宮」における「木星」に配属されます。それはこの取り合わせの調和と美しさ(「ティファレト」)に対しての祝福(「木星」)であるかのようです。3種類の棒(「カドゥケス : Caduceus」「フェニックスワンド(Phoenix Wand)」「ロータスワンド : Lotus Wand」)がここに規律正しく配置されているのが見えます。更に、炎自体もあらゆる方向に噴出すのではなく、ランプの中での様に安定して燃えています。炎の数は9つあり、「イェソド(「9」)」と「(イェソドの惑星)月」に関連しています。これはエネルギーの安定(「イェソド」)、そして、女性によるその受容と反射(「月(女性性)」の性質)を示しています。体系を取り囲む輪は存在しません。それは「太陽」のように自活していると言えます。