このカードは「地」の「スート」の「ケセド」に属します。「ケセド」は三次元(即ち、「深淵」の下)における宇宙の確立を示します。生み出している観念は、完全に物質的な感覚で示されています。

このカードは「磨羯宮」における「太陽」によって支配されます。「磨羯宮」は「太陽」が再生する宮です。

ディスクはとても大きく、頑丈になっています。このカードの暗示するもののは要塞(砦)です。これは絶えざる権威と警戒によって維持された法と秩序を表わします。宇宙の完璧な支配を意味しています。ここではディスク自体が四角形をしており、そしてそれらのディスクは、描かれた記号から見て取れるように、「四大元素」の宮を含みます。回転はこのカードの全く反対側にあるものですが、それにもかかわらずディスクは回転します。防御は、激しく活動的な場合に限り有効です。それが静止したように見える限りは技術者の言うところの「ちょうど中心(the "dead centre")」です。そして、「磨羯宮」は「太陽」が「再び北方へと転じる("turns again Northward")」地点です。背景は黄色の斑の付いた深い空色であり、堀を暗示します。しかし、それを越えた向こうには藍色と緑色の部分があり、それは要塞(砦)によって安全が保証された保護された地帯を表わします。