聖水、聖油、香の製法

聖水

「聖水」の作り方です。「聖水」は使用する機会も多いものと思われます。是非、自分で作れるようになっておきたいところです。

以下は「ダイアン・フォーチュン(Dion Fortune)」の『心霊的自己防衛(Psychic Self-Defense)』の「防衛の手段 その1(Methods of Defence Part I)」から、塩と水の祝福のために使う事の出来る「祈り」です。(フォーチュンの原文に自分で訳をつけたものです。分かり易くするために(原文通りではなく)多少の編集を加えてあります。翻訳を行う際にはなるべく間違いがないようにと、一応、手元にある和訳資料も参考にはしていますが、それでも英語が極端に苦手なもので自信がないところです。間違っていたら済みません。)前後にこちらで手順を付けています。

この「聖水」は邪悪を祓うための様々な事に使用出来ます。

聖油

「聖別」等を行う時に用いる「油」の作り方です。

先ずは『聖書』の中から「聖別の油」の作り方を紹介します。作り方は以下のようになります。

この「聖別の油」は『聖書』の中では「神」のため以外には作る事も使われる事も許されないものとされています。

もう一つ、「聖別」に適したものとして「アブラメリンの聖油」を紹介します。

これは『術師アブラメリンの聖なる魔術』の中で神聖な油として紹介されているものです。「A・クロウリー」の書の中でも「聖別」に用いる「聖油」として扱われています。オカルトショップによっては販売しているところもあるようです。

以上の2つ以外では、極普通のところで「frankincense(フランキンセンス : 乳香)」や「myrrh(ミルラ : 没薬)」の精油などが考えられます。これらは(一般的諸儀式にだけでなく)「聖別」にも用いる事が出来る汎用性に富んだ「油」です。一般のお店でも購入出来るのが嬉しいところです。価格は高いものでなくても構いません。(勿論、自分で作れると言う人もいるでしょうが…。)

これらのものが一つも手元にないと言う場合は「なるべく純粋なオーリーブオイル」を用いるようにします。

魔術的儀式に用いる「香」の作り方です。代表的なものとして「アブラメリンの香」を紹介します。

これも「アブラメリンの聖油」と同じく『術師アブラメリンの聖なる魔術』の中で神聖な「香」として紹介されているものです。「A・クロウリー」はこの「香」をあらゆる種類のオカルト的作業に相応しいものだとしています。

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