召喚儀式の舞台、及び召喚に必要な魔術道具の製作

召喚作業を行う場所を決めます。部屋を使用するのであれば、予め、余裕を持った大きめの部屋を用意するようにして下さい。魔術を行う専用の部屋、または場所がある人はそこを利用しても良いでしょう。次に、「魔法円」を製作する前にその場所に対して「追儺の儀礼」を行い、場を「祓い」ます。この「追儺の儀礼」には通常「五芒星の小追儺儀礼」を用います。(「五芒星の小追儺儀礼」については魔術の基礎儀礼 : 五芒星の小儀礼」を参照して下さい。)

「五芒星の小追儺儀礼」を行い、場の「祓い」を終えた後、「天使(悪魔)」を召喚をする舞台である「魔法円」を設置します。

魔法円

使用する「魔法円」については『アルマデル奥義書』の中では特に指定はありません。これは術者が自由に選択して良いものと思われます。自分が使い易いものを使用すれば良いでしょう。円を描く際に用いられる道具についても指定はありません。

良く分からないと言う人は「外円の直径が 9ft(274.32cm) の二重円」や、「ロープで作った円」などと言ったような簡単なものでも構いません。知識がある人は円に適切な神名を書くようにします。


次に、『アルマデル奥義書』にある召喚作業で用いる道具(一般的な道具ではなく、『アルマデル奥義書』特有の道具)を作ります。これは1つしかありません。それは以下にある「第一の記号」です。

第一の記号

「第一の記号」は霊を従わせ、望みを果たすために儀式時に身に付けておくものです。「第一の記号」は以下のようになります。

未使用の「羊皮紙」に記号を描き入れる単純な作業ですが、これは日曜日の太陽の時間に行うようにします。即ち、日曜日の日の出から数えて1時間目、8時間目、15時間目、22時間目のいずれかの時間帯です。「名前の第一字」「姓の第一字」のところには術者のイニシャルを書き込みます。儀式の時には心臓の上に来るようにして身に付けます。

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