魔方陣(マジック・スクエア) 第十五群

我々が飲食を望むもの、我々が心に描く事が出来る全て(の種類の食物)と同等のものを霊が我々へと運んで来るために(使う「スクエア」)。(霊にあらゆる飲食物を運んで来させる「スクエア」)

(a) これらの図表は一部は天使によって、そして一部は悪霊によって明示される。

(b) [ ASMODEE ] と [ MAGOT ] とは共同でこれらの作業を実行する。

(c) 使い魔はこれらの作業を(当然の事ながら)実行する事が出来ない。

(d) これらの図表と、ここに属するものに似たあらゆるに関して、術者はそれら(図表)を利用したいと思うだろう時に、2枚の皿、大皿、または水差しの間にそれら(図表)を置き、(図表を挟んだその食器を)窓の外へと出して置く。そして1時間の4分の1(15分)が過ぎた後、術者は要求したものを発見し、手に入れるだろう。しかし術者は明確に理解しなければならない、このような類のご馳走では、2日以上は人間に滋養を与える事が出来ないと言う事を。この食物について、それは目でも口でも明確に感じる事が出来るが、直ぐに再び空腹となり、長く身体を養わない。この食物が胃へと入っても如何なる体力も与えないと言う事を注意せよ。これらの食物は24時間以上可視状態を保つ事が出来ないと言う事を知っておけ、その期間が過ぎれば、新たなものが必要となるだろう。

(e) これは当然、アラビアンナイトや、その他に於ける魔法の宴会(ご馳走)を想起させる。各「スクエア」についての注釈はそれぞれの「NOTE」に記載。

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