「祭壇」は、「二重立方祭壇」の場合であれば、木の板を合わせて作った立方体を2つ重ねて作る事になります。

立方体の一辺の長さは1キュビット程度が良いかと思います。2つの立方体を重ねた時の使い易い高さを考えてそこから逆算して一辺の長さを求めるのも良いでしょう。個人的には「祭壇」は臍の少し下辺り来る高さが使い易いように感じます。

「祭壇」に使用する木の板は象徴的に言えば樫の木のような硬い材質の木を使うべきだとは思いますが、それ以外の木であっても構わないと思います。板材は一枚板を使います。個人的な感覚では合板は余り良くないように感じます。「祭壇」は余力があれば少し手を加えて内部に道具を仕舞えるようにしておきたいところです。

「祭壇」を作るのに必要な板材はホームセンターなどで手に入ります。他所の地域の事は分かりませんが、[ shin ] の活動範囲内にある大型ホームセンターでは購入した板をその場で指定した大きさに切断してくれるサービスを行っていました。自分でノコギリを上手く扱う自信がない人はそう言うところを探してみると良いかも知れません。

「祭壇」は黒く塗装しておきます。これは個人的な経験で言うと各板を組み立てる前に塗装を済ませておいた方が良いと思います。「祭壇」は黒以外にも配色を変えたり、「象徴」を書き込む事も考えられます。この辺りは各自の創意工夫に任せられるのではないかと思います。「祭壇」を塗装する塗料(スプレー、ペンキなど)はホームセンターで売られています。

「アルタークロス」は祭壇の上部に掛ける布の事です。色は黒。白や他の色を用いる場合も考えられますが、黒が最も使い易く汎用的です。生地の種類はどのようなものであっても構わないと思いますが、よれたり伸びたり皺になったりし難い確りとした生地を使うと良いと思います。大きさは特に決まってはいませんが小さ過ぎない方が良いでしょう。

参考までに…自分が使っている黒い布は、布を専門に扱っているお店で購入したものであり、1.2メートル x 1.2メートル程度の大きさで1000円前後だったと記憶しています。布は芯に巻き付けられた状態で売られていて、購入する時に店員さんがこちらの指定した長さに裁断してくれました。(幅はそれぞれで巻かれているもの毎に決まっていました。他のお店は分かりませんが。)布は黒い布だけでも色々な種類、値段のものがありましたが、自分の使っている布の種類は…憶えていません…購入時には確認したのですが…。購入する際は実際に目で見て触って気に入った布を購入すると良いと思います。