身体的限界

自己の身体的限界を認識、確認しておきます。(以下、「A・クロウリー(Aleister Crowley)」の『Liber E』を参考に纏めたものです。)

  • どの程度、飲み食いせずに仕事(作業)に支障を来たさないでいられるか確認を行います。
  • どの程度のお酒が飲めるか、自身がどのような酔い方をするか確認を行います。
  • どの程度の距離を一度も止まる事なく歩けるか確認を行います。同様に踊り、水泳、走る事についてもそのように行います。
  • どの程度、眠らずにいられるか確認を行います。
  • 様々な運動で自身の持久力を試します。
  • どの程度、沈黙を長く保つ事が出来るか確認を行います。
  • 自身が思い付くその他の様々な能力や適正の調査を行います。

以上のように、自己の能力の限界について認識するための各作業を行い、その結果を注意深く念入りに書き留めておくようにします。

― NOTE ―

魔術師にとって自分の限界を知っておく事は確かに必要な事ではあります。しかし、上記にあるような作業は、それを行うに当たって様々な危険を含んでいると言う事を忘れてはいけません。ここでは上記の訓練を紹介のみに留めておき、その実践については勧めないものとします(何かあってからでは遅いので…)。如何しても行うと言うのであれば十分な安全を確保した上で自己の責任に於いて行うようにして下さい。そして、危険であると感じた場合には直ぐに中断し、体調の回復に努めるようにしましょう。

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