『詩編 138』

わたしは心を尽くして感謝し 神の御前でほめ歌をうたいます。 聖なる神殿に向かってひれ伏し あなたの慈しみとまことのゆえに 御名に感謝をささげます。 その御名のすべてにまさって あなたは仰せを大いなるものとされました。 呼び求めるわたしに答え あなたは魂に力を与え 解き放ってくださいました。

地上の王は皆、あなたに感謝をささげます。 あなたの口から出る仰せを彼らは聞きました。 主の道について彼らは歌うでしょう 主の大いなる栄光を。

主は高くいましても 低くされている者を見ておられます。 遠くにいましても 傲慢な者を知っておられます。

わたしが苦難の中を歩いているときにも 敵の怒りに遭っているときにも わたしに命を得させてください。 御手を遣わし、右の御手でお救いください。

主はわたしのために すべてを成し遂げてくださいます。 主よ、あなたの慈しみが とこしえにありますように。 御手の業をどうか放さないでください。

『新共同訳聖書』より。

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