魔方陣(マジック・スクエア) 第一群 - 01
全般的な過去と未来のあらゆる事を知るため(のスクエア)。
![魔方陣(マジック・スクエア) 第一群 01 - 術師アブラメリンの聖なる魔術書](../../../material/figure/the-book-of-the-sacred-magic-of-abramelin-the-mage/magic-squares/01-magic-squares-the-first/magic-square-01-01.png)
― NOTE ―
[ 25 ] の正方形から成る「スクエア」であり、そして「ダブルアクロスティック(double Acrostic)配列」の完全な見本である。
[ MILON ] はギリシア語の発音ではあるが、[ MILOS( "a fruit or other tree" ) ] 、または [ MEILON( "a precious thing, or article of value" ) ] のどちらから生じていたとしてもそこに殆ど意味はない。それは寧ろヘブライ(ヘブル)語の [ MLVN( "a diversity of things, or matters" ) ] に由来するようである。
[ IRAGO ] は多分、ギリシア語の [ EIRA( "a question, or inquiry" ) ] と [ AGO( "to conduct or decide" ) ] とからである。
ヘブライ語、[ RGO ] は "to disrupt or analyse" 。
[ LAMAL ] は(非常に高い可能性を持った)多分、カルディア語の [ MLA( "fulness, entirety" ) ] から。
[ OGARI ] はヘブライ語の [ OGR( "a swallow or swiftly-flying thing" ) ] から。
[ NOLIM ] はヘブライ語の [ NOLIM( "hidden or covered things" ) ] から。
我々はこの「スクエア」の文句として下記のものを引用する。「様々な質問は素早く十分に調査、分析される。慎重に隠され、秘密にされた事でさえ」。この規則は我々が他の「スクエア」の構造を発見するために応用する事が出来る。