賢者の演説

以下、「賢者の演説」です。『黒い雌鳥』では主人公が秘儀参入前に老人に読まされていました。必要であれば唱えます。

"不滅にして永遠、名状し難い神聖なる万物の父よ、常に回る世界で絶え間なく進む戦車を繰る者よ。 あなたの崇高なる力の玉座である天空の階層(次元)の統治者よ、その高きところから汝の恐るべき視線は全てを発見し、そしてあなたの美しく神聖な耳は全てを聞く。 あなたがその誕生から今にいたるまで愛したあなたの子達に耳を傾けよ。 あなたの永久にして、偉大、永遠なる尊厳は世界と天の星々の全てに渡り明るく輝き、汝はそれらの上に生じさせる。 おお、煌めく火よ ! そこにあなたは火を点け、あなた自身を相応しき光輝を以って維持する。 それ以後、あなたの無限の霊を養う光の流れをあなたは決して絶やさないでいる。 この無限の霊は万物を生み出し、そして、物質の中のこの尽きる事のない尊ぶべきものを生じる、それは、時の始まり以来、それが満たされ、あなたがそれを満たしている、無数にある形のために、常にそれを囲むものを必ず産むものである。 あなたの玉座の周りに立ち、彼らの根源もまた引き入れてあなたの庭を成す、神聖な王達でさえも、この霊に基づく。 おお、普遍なる父よ ! おお、唯一なる者よ ! おお、至福の死すべき者と、不滅なる者の父よ ! あなたは殊に、あなたの永遠の思考と、あなたの崇敬すべき本質(実体)の様に驚異のある力を創造した。 あなたはあなたの意向を世界に知らせる天使よりも優れているそれらを確立した。 最後に、あなたは四大を超越した我々を創造した。 我々の継続する努力はあなたを称賛する事と、あなたの望みを崇拝する事とである。 我々はあなたと共にありたいと言う欲望を燃え上がらせる。 おお、父よ ! おお、母よ、最も慈しみ深き母よ ! おお、母の優しさの見事な実例よ ! おお、息子よ、全ての息子達(子孫)の花(繁栄)よ ! おお、全ての我々の姿の雛形(原型)よ ! 霊、魂、調和、そして万物の全てを愛する、我々はあなたを崇拝する。"

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