子羊の血で汚れた杖

No.1 子羊の血で汚れた杖 - 黒い雌鳥

杖の両端を結合させ円環を作り地面に配置する。術者はその円環の中央に身を置き、(恐らくは術者が見る事を望む場所を思い浮かべるか、或は宣言してから、)空へと手を上げ、"Soutram, Ubarsinens." と言う。その直後、霊が近づいて来て術者を抱き上げ、望んだところへと運んで行く。更に、東へ腕を伸ばし、"Saram." と発音すると、待機している霊が術者を運び、雲に届く程の空中へと連れて行く。そして、広大な地平線が魔法を掛けられた術者の目の前に開かれる。"Rabiam." と言うと直ちに術者は元の(円環のある)場所へと戻る。

杖の長さは6ft(182.88cm)。蛇の尾を蛇の頭に咥えさせ事によって円環を作る事が出来る。連結部となる尾と頭とは黄金の鎖によって止められる。杖には金のプレートがあり、図の下に示されている文字が頭から尾にかけて掘り込まれている。これらの文字はインディアインクで書かれるべきものである。

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