15カード法(15カードスプレッド)

15枚のカードを使った「スプレッド」です。

隣接したカードから「品位(格式)」…「好品位」「悪品位」を読み取る方式になっています(「正位置」「逆位置」はありません)。

そのため、「品位(格式)」を採用しているデックを使用する際に用います。『トートタロット』や『ゴールデンドーンタロット』などがそれに当て嵌まります。

「好品位」「悪品位」があるカードで使用する方法の中では比較的簡単な部類に属するものだと言えます。

15カード法 ― 並べ方、各所のカードが示す内容

15カード法
[ Fifteen-Card Method ]
  • 1 ― 質問者自身と問題の本質、根本的な影響など :問題の本質や根本的影響。この位置にコートカードが展開された場合、質問者の状態に大きな影響を与えている特定の人物やその人物に関係のある事柄である可能性がある。
  • 2, 3 ― 「1」と合わせて読み、「1」の内容を限定して行く :質問者の現在の状態、現在の状態が質問に及ぼす影響。
  • 13, 9, 5 ― 未来への方向性 その1 :[ 4, 8, 12 ] の3つ組みと一緒に読む。[ 4, 8, 12 ] の3つ組みと合わせ、未来への2つの方向性を示す。2つの意味がお互いに有利に働くようであれば、左上が、右上の発展して行く方向を表わす。もし、衝突しているようであれば、右上は質問者が流され易い未来を示し、それは質問者が特別な行動を起こさない限り変えられないと言った性質を持つものである。もう一方の左上はその行動を起こすのに選択の余地があるか如何かを示す。
  • 4, 8, 12 ― 未来への方向性 - その2 :[ 13, 9, 5 ] の3つ組みと合わせ、未来への2つの方向性を示す。上記を参照。
  • 6, 10, 14 ― 質問者が必要な決定を下す際の助けとなる事柄 :これは心理学的な見地や論点に密接な関わり合いを持つ形で示される
  • 7, 11, 15 ― 質問者の制御を越えた範囲で働いている(運命とも言える)力 :この力は質問者が適応可能な力であり、ここから助言を導く事も出来る。

基本的には3枚のコンビネーションで読んで行きます。中央のカードに注目して読んで行くと良いでしょう。

読み取る際には隣接するカードから「好品位」「悪品位」を考慮して読み取って行きます。

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