魔術の逸話本

・黒魔術・白魔術(amazon.co.jp)

長尾豊 著

魔術との出会いから魔術結社に入るまでのお話、白魔術、黒魔術、「黄金の夜明け団」、クロウリー伝などが書かれています。

全体を通して内容が少し薄いように感じられます。本自体も薄いので仕方がないところなのかも知れません。

・黒魔術白魔術(絶版)

桐生操 著

魔術と魔女についてのお話、秘密結社について、錬金術について、黒魔術について、呪いに纏わる逸話が紹介されています。黒魔術について書かれた章では実際の黒魔術(呪い)の実践法も扱っています。

・黒魔術の手帖(amazon.co.jp)

澁澤龍彦 著

カバラ、タロット、サバト、黒ミサ、自然魔法、占星術、呪い、ジル・ド・レなどについて書かれています。

簡単に読める簡単な内容となっています。

時を経て未だに重版、刊行を続ける人気の高い(?)本です。

・世界教養全集 20 魔法 ― その歴史と正体(絶版)

K・セリグマン 著 : 平田寛訳

『The History of Magic』の日本語訳本です。

地域(国)や時代による呪術などの特徴、グノーシス説、錬金術、中世世界、悪魔、魔法、カバラ、魔術師、魔術などに関する内容が扱われています(原書にあった「タロット」の章は省かれています)。

本の中には「魔法」と言う章と「魔術」と言う章があるのですが、「魔法」では悪魔憑き、サバト、魔女、魔女裁判などについてが扱われており、「魔術」では惑星や十二宮に関してを交えつつ、占星術、ほくろ占い、観額術、人相術、手相術が紹介されています(…何故か「魔術」の章は占術一色です…)。

この版では原書にあった「タロット」の章は省かれていますが、それを加えた形での版が後に刊行されています。

現在ではどちらの版も絶版となっています。オークションに出品されている事があります。

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