水による浄化と火による聖別

以下は、対象に対して「水」による浄化と「火」による聖別とを施す方法です(G.D.系の文書から)。

この方法では「水」の象徴として杯の水を、「火」の象徴として吊り香炉を用いていますが、吊り香炉がない場合は他の「火」の象徴を用いても構いません。例えば棒などを用いても行えます。

「水による浄化と火による聖別」の方法

祭壇の右に香炉、左に水を入れた杯、そして中央に浄化聖別する対象を置く。

最初に「カバラ十字(Qabalistic Cross)」(a~e)を行う。

a) (東へと向かい)(右手で)額に触れて "Ateh(Unto Thee)(汝へ)" と唱える。

b) 胸に触れて "Malkuth(The Kingdom)(王国)" と唱える。

c) 肩に触れて、" ve-Geburah(and the Power)(そして力)" と唱える。

d) 左肩に触れて、"ve-Gedulah(and the Glory)(そして栄光)" と唱える。

e) 胸の上で両手を握り締めて、"le-Olahm, Amen(To the Ages, Amen)(時代達へ、アーメン)" と唱える。

"我はこれより水と火を以ってXXX(浄化聖別対象の名前)を浄める" と唱える。杯の水に親指を浸し、浄化対象の上で十字を切って、3度水滴を振り撒く。杯を高く掲げて、"我は水によって浄化した" と言う。(吊り)香炉を持って、聖別対象の上で(香炉で)十字を切り、香炉を(前後に)3度揺らす。香炉を高く掲げて、"我は火によって聖別した" と言う。

最後に再び「カバラ十字」(a~e)を行う。

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